実は知らないクラムチャウダーの豆知識
こんばんわ。岡田です。
僕は学校の部活でちょっとの間クラムチャウダー研究会に入ってました。
そこで今回は活動を通して学んだ豆知識をすべて開放したいと思います。
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○クラムチャウダーはドイツ語
皆さんご存知の通りクラムチャウダーは江戸時代に日本に伝わりましたが
不思議なことに長い間クラムチャウダーが何語から来ているのか解明されていませんでした。
語源が解明されたのは最近のことで1961年に全日本世界料理研究会(AJWC)によりドイツ語と判明しました。
判明に時間がかかった理由は次の通りです。
○クラム/チャウダーじゃなくてクラムチャ/ウダー
この勘違いのせいで約300年もの間日本人は悩まされました。
ドイツ語に特有の表現で名詞にuderをつけて活用することがあります。
これを日本語に翻訳すると
クラムチャ=貝のスープ
ウダー=(活用であって特に意味はなし)
となります。日本語にはない表現だったのですね。
○日本に伝えたのはペリー
これには諸説あって、ペリー来航と全くの同時期にクラムチャウダーが日本に広がりました。
そのためペリーが日本に伝えたと考える説が濃厚です(クラムチャウダーだけに)
これも語源の発見を遅らせた理由の一つで語源がアメリカだと勘違いしていたんですね。
だからクラムチャウダーはドイツ→アメリカ→日本のルートで来ています。
○クラムチャウダーとシチューを区別する定義はない
僕の中では魚介類、特に貝類が入っているものがクラムチャウダーだと思っていました
でもそれをシーフードシチューと形容する地域が多く(特に兵庫を中心とする西日本)日本料理連合は地域の文化を尊重して定義付けをしていないようです。
白っぽいクリームスープはシチューでありクラムチャウダーでもあったんですね。驚き!
○色んな貝を使うクラムチャウダーコンテストが開催されている
一般的にクラムチャウダーに入れがちな貝ランキングは
1位 アサリ
2位 はまぐり
ですが年に1回、貝の珍しさと美味しさを軸に評価するクラムチャウダーコンテストがペリー来航の地長崎で行われています。
昨年度の優勝は村山兼悟(27)さんのオオハナガイとビーツのクラムチャウダーでした
残念ながら今年はコロナの影響で中止になってしまったので興味があれば来年どうぞ。
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以上クラムチャウダーに関する真っ赤な嘘豆知識でした。
皆さんクラムチャウダーにより関心を持っていただけたら幸いです。
ちなみに僕はビーフシチューが好きです。また明日。
ハマグリやアサリなどの貝類と、色とりどりの野菜を使った具だくさんのスープですが、クラム(Clam)は「二枚貝」を意味し、本場アメリカで用いられているのはハマグリに近い種類なんだそうです。 チャウダー(Chowder)の元々の意味は、フランス語の「大鍋」で、煮込み料理を示す言葉として使われます。(食育大辞典)
近頃ではカフェなどのメニューにも見られる、クラムチャウダー。 元々はアメリカ東海岸の名物料理です。 約400年前、アメリカ大陸に上陸した人々が、自給自足のために貝を採集して料理したことが起源とか。 やがてカウボーイによる牧畜が始まり、牛乳や乳製品を加えておいしくなったといわれています。